【猫好き必見】癒される♪マルタ猫の魅力と出没エリアを紹介

実はマルタは「猫島」としても有名なのをご存知でしょうか?

もちろん正確な数字は確認出来ないようですが、マルタの人口より猫の方が多いのでは?と言われるほどです。

私は、大の猫好きなので、あらゆる場所で猫に出会えるこのマルタの環境が大好きです♡

猫好きにとっては、たまらないはずですよ!

この記事では、マルタ 猫の魅力や出没地域を「ありのまま」に紹介していきます。

【マルタのおすすめ観光スポットやモデルコースはこちらの記事で紹介しています♪】

マルタはヨーロッパの「猫島」

マルタは、南イタリアのさらに南に位置する小さな島国です。

昔から漁業が栄え、食料を食べてしまうねずみを捕獲してくれる猫は、大事にされて来たと言われています。

今でも、マルタ中どこにでも猫がいて、猫のお家やエサが置いてあるのをよく目にします。

ボランティア団体や個人で猫の世話をしている人たちが多く、野良猫に見えてもご飯をたらふく食べている猫ちゃん達もたくさんいます。

日本にも猫島と呼ばれる島がたくさんありますが、正にマルタはヨーロッパの猫島です!

【マルタの基本情報はこちらの記事で紹介しています♪】

マルタ 猫の魅力

マルタ 猫にはたくさんの魅力があります!

日本でもいくつかの猫島を巡った経験のある猫島好きの私が感じる、マルタ 猫の魅力を紹介していきます。

のんびり暮らしている

マルタはやはり島国だけあって「島時間」が流れているように感じます。

そんなマルタで暮らす猫たちも、もちろん島時間で暮らしています。

ベンチの上や下でだらぁ〜っと寝て(落ちて)いたり、外にも関わらずあまり危機感が感じられません

いい意味で「野生感」を少し失っているのかもしれません。

もちろん猫は縄張り意識が強い動物なので、お互いにケンカをしている場面も見たことがあります。

どの地域で暮らしているかでも猫社会の環境が違うので、また変わってくるような気がします。

フレンドリーな子が多い

猫は性格や環境によって人懐っこいかどうかが変わると思いますが、比較的マルタの猫はフレンドリーな子が多いと思います。

基本的に猫は、猫同士では可愛い声で「ニャーン」とは鳴かないと言われています。「ニャーン」と鳴いている時は、人間に対して話しかけている時なんだそうです。

ですので、猫ちゃんがしっぽをピンと立てて「ニャーン」と鳴いて近づいてきたら、それは好意(基本エサくれ!笑)を持っているということです♡

私は猫ちゃんに少し話しかけてみて、こんな反応を示してくれる子がいたらナデナデしたりして愛でています。

中には、ベンチに座ると私の膝の上に乗ってナデナデを求めてくる可愛い子もいます。

猫ちゃんとたわむれたい方には、マルタ 猫との触れ合いはきっと楽しいはずですよ♪

マルタ 猫とはどこで会える?

実際マルタ 猫とはどこで出会えるのか気になりますよね!

ぶっちゃけ、マルタ中どこにでも猫ちゃんは暮らしていますが、皆さんが通常観光で行く場所を中心に、マルタの猫スポットを紹介していきたいと思います。

スリーマのキャットパーク(Independence Garden)

サンジュリアンからスリーマにかけてずっと続くプロムナード沿いに、Independence Garden(インディペンデンス・ガーデン)という公園があるのですが、その公園は「キャットパーク」として有名です。

公衆トイレの上部に設置された大きな猫のモニュメントが目印です!

この公園では、たくさんの猫小屋が設置され、多くの猫たちが暮らしています。ここに行けば高い確率で猫ちゃんに出会えるはずですよ。

実は、このエリアにマルタで有名な猫「Bob(ボブ)」が暮らしていました。

Bobは茶トラの大きめ(太り気味?)な猫で、プロムナードのベンチの上でよく暮らしていたので、道行く人から可愛がられ、ボランティアの人たちから餌をもらい、愛されながら暮らしていました。

ボブ

しかし、2023年4月にワンちゃんに攻撃されてしまった事故で大怪我を負い、それを機に外の生活は引退して、新しい家族とお家で平穏に暮らすことになったのです。

このニュースはTimes of Maltaにも掲載されるほどでした。

実は私もBobだ大好きでよく会いに行っていたので、今はとても寂しいのですが、いつかまた何らかのかたちでBobに会えるといいな〜と思っています。

ヴァレッタのUpper Barrakka Gardens(アッパー・バラッカ・ガーデン)

ヴァレッタの観光先としても有名なアッパー・バラッカ・ガーデンですが、ここにも猫たちが暮らしています!

公園内にKioskがあり、たまにそのテーブルやイスの上、花壇の中など、よくよく見ると猫がいたりします。

以前は、お店の裏のカウンター的なところで堂々と寝ていたのを見たこともあります。笑

また、ベンチに座っていると人懐っこく私の隣に座って来てくれた猫ちゃんもいました。

アッパー・バラッカ・ガーデンは、観光客も多いですが、猫ちゃんに会うのを目的に、のんびり過ごしに来るのもおすすめですよ!

サンジュリアンのSpinola Bay(スピノーラ・ベイ)周辺

スピノーラ・ベイの周辺には、レストランがたくさんあるのですが、その周辺にも猫ちゃんが結構暮らしています。

外の席でご飯を食べていると、猫ちゃんが寄って来ることも?!

スピノーラ・ベイの辺りは「リアル・ディスニーシー」のような美しい景色が楽しめる上に、マルタの伝統ボート「ルッツ」や様々なボートがよく浮かんでいます。

そんな素敵な背景をバッグにマルタ 猫の写真を撮るのもいいですよね!

猫と漁師の銅像なんかもありますよ。

スピノーラ・ベイの近くにCavalieri Art hotel(カバリエリ・アートホテル)があるのですが、そのすぐ近くに「Cat Village(キャット・ヴィレッジ)」と呼ばれる場所があります。

ほんの小さな一角に猫小屋やぬいぐるみが置いてあるのが目印です。

近くに住む猫好きの方が中心となってお世話をしているようで、餌の寄付などを募っています。

場所は以前の場所から移転して(と言っても数メートル移動した程度です。笑)、ちょっと規模が小さくなってしまいましたが、時間帯が合えば猫たちにも会えるかもしれませんよ。

Manoel Island(マノエル・アイランド)

マノエル・アイランドは、スリーマの隣のGzira(グッジーラ)というエリアにある半島で、そこにもたくさんの猫たちが暮らしています。

普段は、思い思いの場所にいるみたいですが、餌やりの時間になると猫達が集まって来るそうです♡

マノエル・アイランドは、砦の跡地などはありますが、観光スポットというよりは、お散歩するか泳ぎに行くかという感じの場所です。

この近辺はホテルは多いエリアなので、もし近くに滞在する機会があれば、是非立ち寄ってみると良いと思います。

ちなみに、マノエル・アイランドの入り口には鳥のパークみたいなのもあります。笑

マルタ 猫の保護施設

マルタには動物保護団体がいくつかあり、実際に猫を保護してお世話をしている施設もあります。

事前にアポを取れば、見学させてもらったり、ボランティアをしたりすることができる場合もあります。

基本的には非営利団体なので、訪問する場合は何らかのかたちで寄付をすることが望ましいかと思います。

日本の「ちゅ〜る」を贈呈している人もいましたよ!

それでは、私が知っている保護施設を2つ紹介したいと思います。

Tomasina Cat Sanctuary(トマシーニャ・キャット・サンクチャリ)

マルタ空港の近くにある動物保護施設で、猫ちゃんは何百匹もいるんだとか!

私も行ったことがありますが、本当に猫ちゃんだらけで、猫好きにはたまりませんでした♡

治療やケアが必要な子はケージに入っていたり、セクションが分かれていたり、外で自由に動き回れる場所などもあります。

もちろんこの施設にいる猫を、家族に迎え入れることも出来ます。

何百匹もの猫を、数人のボランティアさんでお世話をしているので、ボランティアとして手伝うことで、やはり少しでも力にはなれると思います。

ボランティアでやることは、主にお掃除と餌の準備(大量のご飯が必要です!)、あとは猫ちゃんと遊ぶことといった感じでした。

興味のある方は直接お問い合わせをしてみると良いと思います。

基本的に、受け入れ時間は午前中のみだったと思います。

ホームページ:http://www.tomasinasanctuary.org/

CSAF(Carers for Stray and Abandoned Felines)

観光地としても有名なスリーシティーズのCospicua(コスピークア)というエリアにある施設で、ここにもたくさんの猫が保護されています。

私はここには行ったことがないのですが、ここもボランティアの受け入れなども行っているようですので、興味のある方はまずはお問い合わせをしてみてください。

こちらも数人で運営しているので、ピンポイントで訪問しないと入れない可能性があります。

場所的には、観光地にも近いので比較的訪問しやすいと思いますよ!

Facebookページ:https://www.facebook.com/CSAFMalt/about_profile_transparency

【時間があったら行くべきマルタのおすすめ観光スポットはこちらの記事で紹介しています♪】

マルタ 猫に関するメディア情報

マルタは猫島として有名ですので、度々日本のメディアに取り上げられたり、写真集が発売されたりしていますので、いくつかご紹介します。

新美敬子さんの写真集

マルタ 猫の写真家と言えば、新美敬子さんです!猫や犬の写真家として有名な新美敬子さんは、世界中の猫や犬をカメラにおさめてきましたが、マルタ 猫だけの写真集も発売しています。

その名も、『マルタ 幸せな猫の島』(2002年発売)と『マルタの猫』(2015年発売)!


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私ももちろん買って読みましたが、マルタ 猫の魅力がとっても伝わる作品になっています。私がマルタにまた行きたいと思わせてくれた作品です。

岩合光昭さんの写真集と『世界ネコ歩き』

動物写真家として有名な岩合光昭さんは、マルタに限らず世界中の猫を写真や映像におさめています。

NHKのBSプレミアムで放送されている『岩合光昭の世界ネコ歩き』という番組を観たことがある人もいるのではないでしょうか。

その番組の中で「マルタ」を取り上げてくれたこともありますし、岩合光昭さんの写真集の中で、マルタの猫を掲載していることもあります!

マルタの猫について岩合さんが書いている記事も発見しましたので、興味のある方は、こちらも是非読んでみてください。

【岩合光昭】家族の温もりを探すマルタ島の老猫

私も岩合光昭さんの大ファンで、日本にいる頃は毎週『岩合光昭の世界ネコ歩き』を見るのを楽しみにしていました🎶

もちろん写真集もたくさん持っていますし、トークショーも行ったことがありますが、猫に限らず心惹かれる動物の写真をたくさん撮られているので、とってもおすすめです!

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まとめ

今回は、私が最も得意とする分野と言っても過言ではない「マルタ 猫」について紹介してきました!

私が「 あ〜マルタ好きだな〜」と思う瞬間は、猫と過ごしている時間が多いような気がします。

地中海を眺めながら、ボーっとベンチに座りながら、猫を愛でる。

そんな時間が私にとっては最高に贅沢で幸せだな〜と感じます。

マルタに来た皆さんにも、是非マルタ 猫との幸せな時間を楽しんでもらえたら嬉しく思います♡

猫の出没情報は、マルタ観光局のページにも掲載されているので、是非こちらも合わせてチェックしてみてくださいね。

マルタを舞台にした映画『ねこしま』も公開中です!興味のある方は、是非観に行ってくださいね🎵

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