マルタで洋服や日用品や雑貨などはどこで買えばいい?
マルタに留学などで長期滞在する場合は、洋服やキッチン用品などが必要になるかもしれません。
旅行で来た場合でも日本にはないブランドが売っていたり、日本より少し安く買える場合などもあるので、ショッピングも楽しみたいですよね。ちなみに、残念ながらマルタには高級ブランドのお店はほぼありませんのでご了承ください…笑
今回は、マルタでお買い物をする際のおすすめスポットを私の体験を元に「ありのまま」にお伝えしていきます。
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マルタで洋服が買える場所は?
マルタには高級ブランドのお店はありませんが、ヨーロッパ系のお手頃価格で買えるブランドがたくさんあります。日本で目にするブランドはもちろん日本には上陸していないブランドもあるので、それなりにお買い物を楽しむことができると思います。
長期で住んでいるともちろんユニクロが恋しいですが、それはさておき、ここではマルタの各エリアごとに主に洋服が買えるスポットを紹介していきたいと思います。
Sliema(スリーマ)
スリーマは、特にフェリーの発着地のエリアに洋服屋さんがたくさんあります。「Plaza(プラザ)」というショッピングセンターや、路面店に様々なブランドのお店が並んでいます。
有名どころですと日本でもお馴染みの「ZARA」の大型店舗があり、最上階には「ZARA Home」もあります。日本に比べると価格が少し安いので、特にZARA Homeの商品などは結構値段が違うこともあるので、少し得した気分になります♪
その他、イギリスでお馴染みの「Marks & Spencer(マークス・アンド・スペンサー)」や子供服で人気の「Next(ネクスト)」などのブランドもあります。
また、「Superdry® 極度乾燥(しなさい)」という日本人は必ず2度見してしまうインパクトのあるブランド名のお店もあります。このブランドはイギリス発祥でヨーロッパや世界中で人気があるようです。最近サイトを覗いてみたら、なんと日本語の文字が「極度乾燥(しなさい)」から「冒険魂」に変更されていました!個人的には大ニュースです!笑
The Point Shopping Mall
スリーマにある「Point(ポイント)」は元々砦だった場所に建てられた、マルタで一番大きいショッピングセンターです。とは言え、日本の大型ショッピングモールなどに比べるととっても小さいのですが…
Tigne Point(ティニエ・ポイント)という高級マンションやオフィス、広場などもあり少し高級感が漂ってるエリアです。今も開発が進んでいるので、今後もっと発展していくエリアだと思います。
ポイントの中には、「adidas」や「NIKE」などのスポーツブランドから、イタリアのチープブランド「Terranova」 やフランスのチープブランド「KIABI」などマルタで人気のブランドが一通り揃っています。
個人的にはスペイン発の「OYSHO」という下着やパジャマなどに力を入れていて、素材がナチュラル系のお店がとても気に入っています。
その他、本屋さんやおもちゃ屋さん、キッチン用品屋さんなども少し入っています。カフェなどもあり、特に休日はたくさんの人で賑わっています。マルタに長期滞在する場合はきっと一度は足を運ぶことになると思いますよ!
Valletta(ヴァレッタ)
マルタの首都ヴァレッタには、大きなショッピングセンターはありませんが、ファッション系の路面店が結構たくさんあります。スリーマにあるお店も大抵はあると思います。ただ、路地裏にあったりして見つけにくい場合もあるので、事前に場所はチェックしておいた方が良いでしょう。
日本でも人気のあるイタリア発のバッグのお店「FURLA」や、これまた日本でも有名な「Fred Perry」や「Levis」などのお店もあります。
ちなみに、日曜日以外はヴァレッタの入ってすぐのシティゲートの辺りでマーケットをやっていますので、安い洋服などが手に入るかもしれませんよ!よくある路上でやっているようなマーケットですので、あまり良い物が売っているイメージはありませんが…笑
ヴァレッタでは観光しながらお買い物も楽しめるのが魅力ですね♪
San Giljan(サン・ジュリアン)
マルタ一の繁華街、サン・ジュリアンにはあまり洋服を買えるお店は多くありませんが、唯一「Bay Street(ベイ・ストリート)」というマルタの中では比較的大きなショッピングセンターがあります。
その他には、お土産屋さんはわりとあるので、ビーチ用品やマルタのTシャツなどは手に入りやすいかもしれません。
Bay Street(ベイ・ストリート)
ベイストリートは私が2006年に留学した時からあるので、私の中では元祖ショッピングセンターという印象です。スリーマのポイントなどに比べると小さいですが、最低限の買い物ができるような店舗が揃っています。
お店の入れ替わりも激しいので、今後どうなるか分からないのですが、スウェーデン発の「LINDEX」という子供服がとってもかわいいブランドが最近入ってきて、私は気に入っています。
また、ミラノのコスメブランド「KIKO」が最近マルタにも上陸して、ベイストリートにも入っています。KIKOはポイントやヴァレッタにもあるので、とても手に入りやすくなりましたが、以前まではイタリアに行かないと買えなかったので、それを考えるとマルタも進化したなと思います!
レストランやMcDonald’s、マルタでよく見かけるCosta CoffeeやCafe Pasucciなどのカフェもあるのでいつも多くの人で賑わっています。留学や旅行でサン・ジュリアンに来た際はきっと立ち寄る機会があるかもしれませんね♪
Qormi(オルミ)
オルミというエリアは少し聞き慣れない地名かもしれませんが、マルタの内陸部の比較的空港にも近いエリアです。このオルミにも比較的新しいショッピングセンターや、スポーツ用品店、スーパーなどが集中している場所があります。
Centerparcという新しいショッピングセンターの中には、多くの種類の靴を販売する「Gallarija Darmani」や、トルコ発の人気ブランド「LC WAIKIKI」などが入っています。
そして、何と言っても「DECATHLON」があるのが最大の魅力です!品揃えも豊富で価格も安い、みんなが大好きな大型スポーツ用品店です。3~5ユーロほどで買えるDECATHLONのリュックを愛用している人を良く見かけますし、私も持っています。フィットネスグッズはもちろん登山グッズやビーチグッズなど何でも手に入ります♬
その他にも、マルタの格安スーパーLidlや、大型スーパーPAVIなどもそのエリアに隣接していて、さらに衣料品や電化製品などを販売している店舗もあるので、ここに来れば何でも手に入ってしまいます!
ただ、オルミは中心部のエリアではないので、アクセスが気になるところかと思いますが、競馬場やゴルフ場があるお隣のMarsa(マルサ)との境目にあるため、「Marsa Park & Ride」という大きなバス停がこのショッピングエリアの目の前にあります。バスの路線も結構多く、意外とアクセスは悪くないので、長期滞在する人は是非足を運んでみると良いと思います♪
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日用品や雑貨が買える場所は?
ここまで洋服が買える場所をご紹介して来ましたが、今度は日用品や雑貨などが買えるおすすめの場所を、店舗ごとに紹介していきたいと思います。
Tal-Lira(タ・リ-ラ)
タリーラは、ユーロになる前のマルタリラから由来しているショップ名と聞いたことがあります。日本で言う「100円ショップ」みたいな感覚でしょうか。
もちろんタリーラは100円という安さではないのですが、あらゆる日用品が通常のお店に比べると比較的安く手に入ります。ゴゾ島も合わせると8店舗あり、マルタ人なら誰もが知っているお馴染みのお店です。
キッチン用品や文房具、洋服や店舗によっては家具なども販売しています。クリスマスやイースターなどの時期は装飾品もたくさん売っています。私の中では、やはりタリーラはマルタの100円ショップ的な存在です。
ただ、残念ながら全店舗中心部にはなく観光のついでには立ち寄れないような立地にあります。長期滞在の場合は、バスのアクセスも悪くなく店舗が大きいFgura店か、水族館があるBuggibaの中心部に行く機会があればその近くに1つ店舗があるので、機会があれば是非行ってみてくださいね。
JB Stores
JB Storesも少しタリーラに近い感じのお店ですが、主に寝具やタオルなどの布製品が充実しています。ちょっとした家具やキッチン用品なども比較的お手頃価格で売られているのが魅力です♪
JB Storesは中心部だとスリーマのPlazaショッピングセンターの近くにあり、とても行きやすいと思いますので、是非覗いてみてください!
Sliema(スリーマ)のお店
その他、スリーマには使える雑貨屋さんがいくつかあるので、紹介していきたいと思います!
Flying Tiger
日本でもお馴染みのフライング・タイガーです!コペンハーゲン発の安くてかわいい雑貨屋さんですよね。
文房具やちょっとしたキッチン用品などが高いマルタでは、フライング・タイガーの存在はとてもありがたく、ここも私の中でマルタの100円ショップ的場所です。デザインもかわいい上に使える商品も発掘できるので、嬉しい限りです♪
スリーマのPlazaショピングセンターの目の前に店舗があるのと、あとはヴァレッタにも店舗があるので、行きやすいのも魅力です!
Butlers
Butlersはフライングタイガーの近くにあるオシャレな雑貨屋さんです。主にキッチン用品がメインですが、ドライフラワーやキャンドル、ガーデニンググッズなども売っています。
ちょっとアジアンテイストの食器なども売っていたりして、私もお茶碗代わりになる食器を買ったことがあります。
価格は決して安くはないのですが、可愛いい商品ばかりなのでついつい足を運んでしまいます。マルタにはなかなか日本のようにオシャレな雑貨屋さんがあまりないので、私にとってはたまに来て目で楽しむお店というような感じです。
ヴァレッタのメイン通りリパブリックストリート沿いにも店舗がありますので、観光ついでに是非立ち寄ってみてください。
MUMUSO
MUMUSOもフライングタイガーの近くにあり、韓国系かと思いきやどうやら中国の会社の雑貨屋さんのようです。韓国や中国で売っていそうなコスメ系の商品や、スマホのアクセサリー、キッチン用品や文房具などがお手頃価格で売っています。アジアのお店というだけあって、マルタでは手に入らないような物が気軽に買えるのがとても魅力です!
ヴァレッタにはオシャレバージョンのMUMUSO・「Muy Mucho」もあり、キッチン用品やデュフーザーなどデザインがオシャレなものがたくさん売っています。ウッディーテイストの商品が多く、値段も安くはないですがそこまで高くないので、個人的にはとてもおすすめです!
MINISO(メイソウ)
MINISO(メイソウ)はスリーマのJB StoresやButlersのすぐ近くにある、中国系の雑貨屋さんです。なぜかローマ字表記はMINISOなのですがその隣に「メイソウ」というカタカナ表記がされています。こちらもアジア系の雑貨がお手軽価格で手に入るのが魅力です。MUMUSOに比べるとかわいいクッションなどのキャラクターグッズが多いのが特徴です。
YOYOSO
YOYOSOは、世界的に店舗展開をしている香港系のアジア雑貨のお店のようです。場所は、Sliemaのお隣Gziraに向かう途中のバス通り沿いにあります。MUMUSOやMINISOで売っている商品と似ていますが、YOYOSOにしかない商品もあるので、ぜひ足を運んで比べてみると良いと思います。
それにしても、アジア系の雑貨店の名前はどれもとても似ていますよね…笑
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まとめ
マルタはとても小さい島国ですが、年々大きなショッピングセンターができたり、新しいブランドが上陸したりして、今後もっとお買い物は便利になるのではないかなと思っています。MUMUSOやMINISO、YOYOSOがマルタに進出して来たのもここ最近のことで、私にとってはアジア系のショップができただけで、だいぶ利便性が高まりました。
日本に比べたらまだまだ選択肢に乏しいですが、無駄に買ってしまうということもしなくなったのは良いことかなと思っています。また、それと同時にどんどん物欲も減っていくのですよね…笑
マルタで長期滞在する方にも、旅行で訪れる方にも是非マルタでの日本とはちょっと違うお買い物を楽しんでもらえたら嬉しいです♬
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