マルタの物価を現地レポート!日本から持って来るべきものも解説します♪

マルタの物価はどれくらい?

マルタの物価は、「他の欧米圏に比べると安い!」と耳にすることがあるかもしれません。本当のところはどうなのか、マルタに4年暮らしてみて分かったことを「ありのまま」にお伝えします♪

また日本から持って来るべきものも解説します!

マルタでのライフスタイルをふまえた毎月の出費が、日本にいた時とどう変化したかも最後の「まとめ」で少しご紹介しています。

※以下、日本円表記は1ユーロ130円だった場合の費用を記載しています。

2022年以降、徐々に物価が上昇しています。マルタは他のヨーロッパ諸国よりは物価上昇率は高くないと言われていますはが、執筆当時(2022年4月)より現在は値上がりしている可能性がありますので、予めご了承ください。

【マルタ留学の魅力についてはこちらの記事でご紹介しています♪】

食料品の物価

マルタは小さい島国なので、輸入に頼っている部分が多く、スーパーに行くと「マルタ産」のものが少ないことに気が付くと思います。英語でもマルタ語でもない表記の、隣国イタリアやヨーロッパ各国の商品をよく目にします。

そんな背景がありますが、野菜やフルーツはマルタ産のものも多いので、全体的には食料品の物価は日本と大きく変わらないと思います。中には日本の方が安いものがあったり、逆にフルーツはマルタの方が安いなと思います。それぞれ項目ごとに食料品の物価を紹介していきたいと思います。

野菜・フルーツ

通常のスーパーや八百屋さんでは、野菜やフルーツは量り売りです。だいたい1kgの金額もしくは一個(一本)の金額が記載されています。少量だけほしいという時も、1個などの少ない単位でも買えるので、無駄なく使い切れてとても便利です。

料金相場は日本とそこまで変わらないですが、トマトやニンニク、レモンやズッキーニなどマルタでよく採れるものはやはり日本よりは安いといった印象です。あと、庶民の見方「もやし」は全然売っていなくて、たまに見かけるととても高い(と言っても2ユーロ前後)ので、いつも買うのをやめてしまいます。

食料品料金相場備考
トマト1kg2~4ユーロ(260円~520円)※夏は安いですが、冬は値上がりします。
キュウリ特大サイズ1本1ユーロ(130円)※日本に比べるとサイズが大きく、1本で日本のキュウリ2本分くらいあります。
玉ねぎ1kg1.5~2ユーロ(195円~260円)
じゃがいも1kg1ユーロ(130円)
ニンジン1kg1~1.5ユーロ(130円~195円)
レタス1個1.5~2.5ユーロ(195円~325円)
ナス1Kg2~2.5ユーロ(195円~325円)※日本に比べると一個のサイズがとても大きいです。
ズッキーニ1kg2.5~3ユーロ(325円~390円)
大根1本1.5~2ユーロ(195円~360円)※季節やお店によっては、置いていないことも多いです。
白菜1株2.5~3ユーロ(325円~390円)
キャベツ1個1~2ユーロ(130円~260円)
ニンニク3株セット 1ユーロ(130円)
りんご1kg2.5ユーロ(325円)
いちご1パック3.5~4.5ユーロ(455円~585円)※日本の1パックの倍くらいの量が入っています。冬〜春先に安く売られます。
メロン1kg3~4ユーロ(390円~520円)
バナナ1kg1.8ユーロ(234円)
<野菜・フルーツの料金相場>

お肉・魚

お肉や魚はパック売りもしていますが、量り売りの方が主流です。牛肉と豚肉は日本で主流の、薄切り肉が基本的に売っていないのが残念です。しゃぶしゃぶやすき焼き用のお肉がないのです…。

鶏肉も一口サイズに切られているものなどはほとんどなく、かたまりで売られています。

マルタといえば地中海!特にマグロが有名ですが、輸出がメインになっているからか意外と頻繁に食べる食材ではないように感じます。収穫の季節になると切り身がパックで売られていたり、寿司として売られていたりします。

サーモンもよく食べられていますが、日本では切り身を手軽に買うことができますが、マルタでは比較的高くてなかなか買うことができません。冷凍のサーモンや白身魚などもよく売られています。

食料品料金相場備考
鶏もも肉500g4ユーロ(520円)
豚バラ肉500g2.8ユーロ(364円)※薄切りではありません。
牛肉(リブアイ)500g11~20ユーロ(1,430円~2,600円)
牛肉(サーロイン)500g10ユーロ(1,300円)
ベーコン200g1.9ユーロ(247円)
ハム200g1.5 ユーロ(195円)※サンドイッチ用の低価格のハムの場合。
ソーセージ 300g2~3ユーロ(260円~390円)※種類によって値段の幅があります。
サーモン500g13ユーロ(1,690円)
マグロ500g8ユーロ(1,040円)※季節によって若干変動があります。
シーフードミックス500g5~7ユーロ(650円~910円)※冷凍タイプです。
<お肉・魚の料金相場>

パン・パスタ・お米

マルタの主食はパンです。日常的によく食べられているマルタパンはHobz(ホブズ)と言って、外側がパリッとしていて中は柔らかいパン(日本の食パンよりはパサパサ)です。

通常スライスにして食パンのようにしてサンドイッチにしたり、そのままオリーブオイルなどと一緒に食べます。その他、もっちりとしたFtira(フッティーラ)というパンもマルタパンとしては有名です。

また、イタリアにとても近いので、パスタやリゾット、ピザなども良く食べられています。

食料品料金相場
パン(ホブズ)1個(15スライスほど)1ユーロ(130円)
パスタ500g 0.7~1.3ユーロ(91円~169円)
お米(リゾット用)1kg2~3ユーロ(260円~390円)
< お米・パスタ・パンの料金相場>

卵・乳製品

卵や牛乳はマルタ産のものが売っていますので、比較的安く手に入ります。卵は日本に比べるとあんなに殻がキレイではありませんが、フレッシュなのかなと思っています(マルタではよくニワトリが道端を歩いています 笑)!

ゴゾ島で作られているヤギのミルクのチーズなども手軽に買うことができますが、イタリアやその他ヨーロッパからの種類豊富なチーズも買うことができます。チーズはパッケージ売りと量り売りが主流です。

食料品料金相場備考
6個1ユーロ(130円)※20個くらい入っている大きいサイズを買うと割安です。
牛乳1L1ユーロ(130円)
バター250g3ユーロ(390円)
粉チーズ100g2ユーロ(260円)※チーズの種類によっても異なります。袋に入って売られています。
モッツァレラチーズ100g1~2.5ユーロ(130円~325円)※フレッシュで美味しいモッツァレラチーズがたくさん売っています。
<卵・乳製品の料金相場>

その他の食料品

マルタでは日本でもお馴染みのイタリア系のお料理を手軽に作ることができます。日本でもお馴染みのトマト缶や、ケチャップだけではなくトマトペーストなどもたくさん売られています。

また、火を通すだけですぐできる出来合いのパスタソースや、お湯を入れて煮込むだけのリゾットなどのインスタント食品も豊富に売っているので、忙しい時にはとても便利です。

食料品料金相場備考
オリーブオイル1L6~8ユーロ(780円~1,040円)※エキストラバージン・オリーブオイルの場合。
トマト缶400g0.7ユーロ(91円)
クンセルバ(チューブ)143g0.9ユーロ(117円)※マルタのお土産にも人気のトマトを凝縮したトマトペーストです。
ツナ缶1缶80g0.9ユーロ(117円)
パスタソース200g2ユーロ(260円)※バジルソースやミートソースなど様々な味があります。
インスタントのリゾット1袋(2人前)1~2ユーロ(130円~260円)
<その他の食料品の料金相場>

飲料品

マルタの水道水は飲むことは出来ますが、海水を濾過した水を使っているため日本の水とは味が違います。料理に使ったりするのももちろん問題ありませんが、私は少し気になる場合はミネラルウォーターを使っています。まとめ買いをするとすごく安くなります!

お酒類は日本に比べるとワインがとても安く、気軽に楽しむことができます。小さい国土ながらマルタではワイン作りも頑張っています!

残念ながら、日本でお馴染みの焼酎や日本酒、果実酒などはなかなか手に入りませんが、日本の銘柄の高級ウィスキーなどは高値で売られているのを見かけます。

夏になると飲みたくなる、マルタ限定のキニーもどうぞお試しください♡

飲料品料金相場備考
500ml0.3~1ユーロ(39円~130円)※スーパーで買うと安いですが観光地の売店などは値上がりします。
2L×6本2.5ユーロ(325円)※お水はまとめて買うと急激に安くなり、2L1本あたり54円ほどです。
コーラ500ml1.2ユーロ(156円)
キニー500ml1.1ユーロ(143円)※オレンジとハーブを感じる、マルタにしか売っていない炭酸飲料です。
100%ジュース1L1.2~2ユーロ(156円~260円)
ビール500ml缶1~1.5ユーロ(130円~195円)※マルタのビールCiskの場合。
ワインボトル1本3ユーロ~15ユーロ(390円~1,950円)※マルタ産ワインは安いです。15ユーロ以上のワインはそれなりに良いワインです。
リキュール700ml10~15ユーロ(1,300円~1,950円)※もちろんリキュールの種類によって異なります。
<飲料品の料金相場>

日本食品(アジアンスーパー編)

こんなに小さい国なのに、なんとマルタにもアジアンスーパーはあるので、ある程度の日本食品を手に入れることができます!それも最近、中国系のアジアンスーパーが人気となり、どんどん店舗を増やしているので、以前より利便性の良いところに店舗ができ、とても買いやすくなりました♬

日本食材だけではなく、韓国、中国、東南アジア系の食材なども売られています。もちろん日本で買うよりは割高ですが、少し高くても「食べたい!」という気持ちが勝り、結構買ってしまいます。

下記に挙げる食料品以外にも、焼肉のタレ、かつお節、ふりかけ、たくあん、お好み焼きのソースなど様々な商品が売られています。ただ、輸入状況の関係なのか商品の入れ替わりが激しかったり、欠品していることも結構あるので、参考程度にしていただければと思います。

日本の調味料

調味料料金相場
醤油500ml6.5ユーロ(845円)
みりん1L12ユーロ(1,560円)
和風顆粒だし50g3ユーロ(390円)
めんつゆ1L11ユーロ(1,430円)
みそ1kg7ユーロ(910円)
ポン酢250ml4.5ユーロ(585円)
<日本の調味料の料金相場>

お米・麺類

食料品料金相場
お米5kg11~15ユーロ(1,430円~1,950円)
うどん(生麺)400g(4人前)4ユーロ(520円)
ラーメン(タレ付き)2人前5ユーロ(650円)
インスタント麺1人前1.5ユーロ(195円)
<日本のお米・麺類の料金相場>

その他

食料品料金相場備考
豆腐500g2.5ユーロ(325円)
冷凍納豆3個入4ユーロ(520円)※日本の5倍以上します…。
冷凍餃子600g8~10ユーロ(1,040円~1,300円)※日本の食品会社のもの。
キムチ500g7ユーロ(910円)※韓国の食品会社のもの。
<その他の日本食品の料金相場>

<番外編>普通のスーパーでも売っている日本食品

実はアジアンスーパーだけではなく、普通のスーパーにも日本(アジア)食品のコーナーがあり、マルタの現地の人向けに、日本の有名ブランドの商品や、海外の会社などが販売している人気の商品などが売られています。寿司を作るキットや、わさびやのりなど寿司に関するものや、調味料系など意外と種類が豊富です。

食料品料金相場
醤油150ml3.5ユーロ(455円)
みりん150ml2.5ユーロ(325円)
そば(乾麺)
250g3.9ユーロ(507円)
うどん(乾麺)250g3.2ユーロ(416円)
インスタント麺1人前0.7ユーロ(91円)
米(寿司用)500g3.5ユーロ(455円)
<普通のスーパーで売っている日本食品の料金相場>

日用品の物価

マルタには、もちろん100円ショップはありませんので、日本では100円で買えるものがマルタでは何倍もするなんてことはよくあります。

それを踏まえると、日用品の物価はマルタの方が日本より高いと思いますが、そこまで大きくは変わりません。それぞれ項目ごとに日用品の物価の相場をご紹介します。

ケア用品

日本では薬局に行けば、様々なケア用品を豊富な種類の中から選ぶことができますが、マルタでは薬局ではケア用品はそこまで多く売っておらず、主に大きいスーパーなどで買うことができます。

ケア用品料金相場備考
シャンプー・コンディショナー各400ml 各2.5~5ユーロ(325円~650円)
洗顔フォーム150ml5.6ユーロ(728円)※種類がとても少ないです。
日焼け止め200ml11~15ユーロ(1,430円~1,950円)
<ケア用品の料金相場>

キッチン用品

キッチン用品は特に日本だと100円ショップで買えるものが多いですよね。私は、タッパーがちょっとほしいなと思って買いに行ったところ、とても高くて驚きました。キッチン用品は、足を運べばもう少し安く売っているお店もありますが、スーパーで買おうとすると、有名なメーカーのものしか置いておらず、なかなか値段がするなんてことはよくあります。

キッチン用品料金相場
ラップ 30m1~2ユーロ(130円~260円)
キッチンペーパー 2ロール1.7~2ユーロ(221円~260円)
タッパー中サイズ4~5ユーロ(520円~650円)
<キッチン用品の料金相場>

洗剤系など

食器を洗う洗剤や洗濯をする時の洗剤などは、少し高いように感じますが、特に洗濯洗剤や柔軟剤は日本に比べるとサイズが大きいので、相対的にはそこまで高いわけではありません。短期滞在の人には困ってしまうサイズ感です…笑

日用品料金相場
食器用洗剤820ml2.5ユーロ(325円)
食器用スポンジ3個セット1 ユーロ(130円)
洗濯用洗剤(液体)27回ほど洗えるボトル4.5ユーロ(585円)
柔軟剤40回ほど洗えるボトル2ユーロ(260円)
<洗剤などの料金相場>

その他

その他マルタで買う可能性があるものもピックアップしてみました。文房具は本当に高くて種類も少ないので、日本から買って来ることをオススメします。

また、個人的な意見ですが生理用品は、「絶対日本のものがいい!」と断固譲らなかった私ですが、マルタで売っているものでも結構使えることに気が付きました!消耗品ですし、現地で買う場合もあるかもしれませんので、是非参考にしてみて下さい♬

日用品料金相場
トイレットペーパー大4ロール2.5~3.5ユーロ(325円~455円)
ティッシュ1箱1.3ユーロ(169円)
ゴミ袋10枚1ユーロ(130円)
ノートA5(160ページ)3ユーロ(390円)
生理用品10個入2.5ユーロ(325円)
<その他の日用品の料金相場>

外食の物価

マルタで外食する際の物価は、日本より高いと思います。18%のVAT(付加価値税)が掛かるということも原因の一つだとは思いますが、日本では安くて美味しい定食屋やお一人様でも気軽に入れるチェーン店のような飲食店が多くありますが、マルタでは基本的にはカフェ、レストラン、バーのどれかといった感じです。

もちろんファーストフードや売店で買える軽食などもありますので、それぞれ項目別に物価の相場を紹介していきます。

レストラン

マルタによくあるレストランでは、パスタやピザやシーフードなどが楽しめます。日本料理も人気で、特に寿司を売りにしたお店はたくさんあります。

さらには、日本人好みのタイ料理、インド料理、中華料理、韓国料理などのレストランもあるので、よく私はアジア料理を食べています。それぞれのレストランごとに料金の相場を見ていきたいと思います。

マルタによくあるレストラン

マルタによくあるレストランは、ブラジオリやラビットなどのマルタの伝統料理を売りにしているお店や、シーフードを売りにした地中海料理のお店、イタリア人が経営している本格的なイタリア料理のお店などが主流です。どのレストランにもだいたい、パスタやピザ、メイン料理などのメニューがあります。

メニュー料金相場
パスタ10~15ユーロ(1,300円~1,950円)
ピザ(ホール)8~13ユーロ(1,040円~1,690円)
メイン(肉、魚)18~25ユーロ(2,340円~3,250円)
スープ6~10ユーロ(780円~1,300円)
サラダ8~12ユーロ(1,040円~1,560円)
水(500ml)1.8ユーロ(234円)
ビール(500ml)3.5ユーロ(455円)
ワイン(グラス)5ユーロ(650円)
ワイン(ボトル)12ユーロ~(1,560円~)
カクテル(一杯)6~9ユーロ(780円~1,170円)
<マルタによくあるレストランの料金相場>

日本食レストラン

日本食レストランは、寿司を売りにしているお店が多いですが、それに加えて海鮮丼や日本のカレーライス、うどん系などの日本が恋しくなるメニューを提供しているレストランも結構あります。

もちろん日本で食べるよりは割高ですが、マルタの生魚は結構美味しいので、「お寿司食べたい!」と思った時は結構食べてしまいます。現地好みにアレンジされているものも多いですが、それはそれで美味しいです♡

メニュー料金相場
寿司の盛り合わせ(握り12貫)22~24ユーロ(2,860円~3,120円)
カツカレー13ユーロ(1,690円)
餃子(6個)7ユーロ(910円)
焼きうどん14ユーロ(1,820円)
枝豆6ユーロ(780円)
味噌汁4~6ユーロ(520円~780円)
ラーメン13ユーロ(1,690円)
<日本食レストランの料金相場>

アジア料理のレストラン

マルタでもアジア料理は結構人気があり、特にインド料理は店舗数が多いです。タイ料理、中華料理のお店も結構あります。韓国料理のお店も数は多くないですが、何店舗かはあります。

あとは、どこの国とは言いがたいアジア系の料理の要素を取り入れたお店も人気があります。現地の人向けにアレンジされていたりはしますが、それはそれで美味しいので、パスタやピザに飽きたらアジア系のレストランを重宝しています!

メニュー料金相場備考
インドカレー8〜12ユーロ(1,040円〜1,560円)※通常ライスやナンは付いていないので、追加でオーダーします。
タイカレー10ユーロ(1,300円)※タイカレーの場合はライス付きの場合が多いです。
パッタイ11ユーロ(1,430円)
海鮮チヂミ12ユーロ(1,560円)
チャーハン5〜10ユーロ(650円〜1,300円)※シンプルなチャーハンは値段が結構安いです。
<アジア料理のレストランの料金相場>

ファーストフード

マルタには日本でもお馴染みの、マクドナルド、ケンタッキー、バーガーキング、サブウェイなどのファーストフード店があります。

また、トルコ系のお店も非常に多く、ケバブを包んだWrap(ラップ)などもファーストフードとしてよく食べられています。お店によってもちろん多少は金額は異なりますが、比較的日本のファーストフードより値段が高いです。

その他マルタのパンFtira(フッティーラ)のサンドイッチや、スレッシュフルーツのジュースやスムージーなども、ヘルシーで手軽に食べられるので人気があります。

メニュー料金相場
ハンバーガーセット(ドリンク、ポテト付き)7.5~10ユーロ (975円~1,300円)
Wrap(ラップ)6~8ユーロ(780円~1,040円)
サンドイッチ2.5~5ユーロ(325円~650円)
スムージー5ユーロ(650円)
<ファーストフードの料金相場>

マルタの軽食

マルタにはPastizzi(パスティッツィ)というリコッタチーズや豆のペーストをパイ生地のようなサクサクした生地で包んで揚げたソウルフード的なものがあります。

パスティッツィが売っているお店にはだいたい似たような脂っこい、茶色い食べ物が一緒に売られているのですが、とにかくそれらの食べ物はとっても安いです!

そして、マルタならではの食べ物も多いので、是非お試しください♡

メニュー料金相場備考
Pastizzi(パスティツィ)0.5ユーロ(65円)
Qassata(アッサータ)1.2〜2.5ユーロ(156円〜325円)※リコッタチーズなどをクッキー生地のようなもので包んだボリューム満点のソウルフード。
Timpana(ティンパナ)1.8〜2.5ユーロ(234円〜325円)※ミートソース味のマカロニにパイ生地のようなものをかぶせてオーブンで焼いたもの。
ピザ(一切れ)1~3ユーロ(130円~390円)
<マルタの軽食の料金相場>

スイーツ・カフェの飲み物

マルタでは、カフェなどにケーキなどが売られていますが、正直日本のケーキに比べると甘くて私はあまり食べません。

マルタ独自のスイーツはデーツやアーモンドなどを使ったお菓子が多く、スーパーなどでも売られています。あとはお隣シチリア島の名物カンノーリや、ジェラートもよく売られています!

また、イタリアンスタイルのカフェも多くあり、コーヒーは日本に比べると安いです。エスプレッソを立ち飲みしている人たちをよく見かけます♪

ちなみに、近年マルタにもスターバックスが参入し、一気に店舗が増えました!マルタの人はアメリカンスタイルもお好みのようです。

スタバの相場は少し高めの設定ですので、ここではイタリアンスタイルのカフェの料金相場をご紹介します。

メニュー料金相場備考
ケーキ(一切れ)3~5ユーロ(390円~650円)
イムアーレット(1袋)2ユーロ(260円)※デーツを挟んだクッキーのようなもの。揚げて食べるので出来たては特に絶品! 
ジェラート(2スクープ)3~4ユーロ(390円~520円)
カンノーリ(1つ)1.5ユーロ(195円)※細長いロール型のクッキー生地の中にリコッタチーズのクリームが入っている生菓子。
エスプレッソ1ユーロ(130円)
カプチーノ1.7ユーロ(221円)※以前までは1.5ユーロが平均的でしたが、最近値上がりしていました…。
紅茶1.5~2ユーロ(195円~260円)
<スイーツ・カフェの飲み物の料金相場>

生活する上で日本から持ってくるべきもの

ここまでマルタの物価の相場をお伝えしてきましたが、それらを踏まえて、私が考える日本から持ってくるべきものをご紹介したいと思います!私はマルタで生活をし始めて、「日本で買ってくれば良かった〜‼」という後悔の連続でしたので、是非お役に立てたら嬉しいです。

マルタで買うと高いもの

日本に比べて明らかにマルタで買うと高いというものがいくつかありますので、ご紹介します。

<電池>

単4電池4本入で5~6ユーロ(650円~780円)くらいします。

<文房具>

文房具屋さんかスーパーの一角でしか買えず、もちろん値段も文房具屋さん価格。さらに日本より割高で種類も少ないです。

<キッチン用品>

特にスーパーに売っているキッチン用品は高いです。特にタッパーや菜箸などは日本から買ってくることをオススメします。

<ちょっとした便利グッズ>

日本の100円ショップで売っているような、かゆいところに手が届く系の商品は、あったとしても高いです。「日本だったらすぐに安く買えるのにな」というものもそもそも売っていなかったりします。例えばちょっとした小物を整理する入れ物とか、瓶のフタが開かなかった時に開けてくれる便利グッズなどです。

<アマゾンで買えるもの>

マルタにはそもそもアマゾンはありません。イタリアやドイツなどの近くの国のアマゾンを使って配送してもらうことは出来ますが、もちろん送料も時間もかかりますし、日本のアマゾンほど利便性が高くありません

マルタでは、アマゾン以外の諸外国のサービスも含め、ネットショッピングを利用している人も多いですが、日本のように何でも買ったものがすぐに届くという感覚はマルタにはないと思っていた方が良いかもしれません。

現地でも調達可能なもの

今度は逆に、日本からわざわざ買って持ってこなくても良いなと思ったものを紹介します。

私は「日本の商品をなるべく使いたい」という考え方が根底にあり、今まではスーツケースに入るだけ日本のものを持って来ていました。もちろん今でもなるべく日本のものを使いたいのですが、これは現地調達でも問題ないかなと思ったものをご紹介します。

※あくまでも私個人の感覚です!

<シャンプー・コンディショナー>

日本でもお馴染みのメーカーのものも売っていたりするので、特にこだわりがなければ現地調達で十分です。

<ボディソープ>

種類はそこまで多くありませんが、日本でもお馴染みのメーカーのものがあったり、サイズが大きくて安く売られているので、現地のもので十分です。

<生理用ナプキン>

日用品の物価のところでも書きましたが、私は謎の先入観により日本の生理用ナプキンが絶対だったのですが、現地でも肌に優しいやつが売られていて、意外と問題ありませんでした。消耗品なのでこれは現地調達でも問題ないと私は思います。

<一部の日本食品>

日本食品はアジアンスーパーや普通のスーパーに行けば買えるものもありますが、売ってすらいないものももちろんあります。売っていても割高なのでなるべく日本から買って行きたいと常に思うのですが、その中でも意外とマルタでも、そこまで高くない日本食材がいくつかあります

日本食品の物価のところでもご紹介しましたが、日本のメーカーのインスタントラーメンは1つ0.7〜1.5ユーロ(91円〜195円)程度で売られていたり、醤油、みりん、酢、乾麺なども普通のスーパーでまあまあの値段で売られていたりします。

もちろん若干割高なのですが、サイズ感が小さい分手軽に買えるという印象があります。特に短期滞在の際は意外とスーパーで調達できてしまうかもしれません。

特に液体系はかさばるので、私もいつもどこまで持って行こうか悩みますが、現地で買えるもが分かっていれば、優先順位をつけやすくなると思います♪

<帽子>

マルタといえば海です!特に夏場は日差しが強いので、「帽子を持って来れば良かった!」と思うことがあるかもしれません。マルタのお土産屋さんの中には、帽子がとても安く売っているお店が結構あります。

だいたい5〜10ユーロ(650円〜1300円)ほどの驚きの価格で、しかもデザインは意外と使える感じです。その他サングラスやビーチサンダルなども低価格で買えますよ♬

結局日本から持って来るべきものは?

ここまでマルタで買うと高いものや現地で調達可能なものをお伝えしてきました。

その他にも、そもそもマルタでは売っていなかったり、日本のあの商品はあると良いな!というものも含めて、結局日本から持って来るべきものを私の独断でお伝えしたいと思います。どうぞ参考にしていただければと思います。

虫除け系アイテム

マルタは暖かい国ですので、特に夏は虫がたくさん出没します。アパートの窓から蚊やハエが入って来るのは日常茶飯事。留学時代の友人は夏場蚊がうるさくて眠れないので、蚊帳(かや)を外国から取り寄せていたほどです 笑 

もちろんマルタにも虫除けグッズは売っていますが、お肌に直接つける虫除けスプレーや、かゆみ止めは日本のものが安心ですし効果も分かっているので、いつも日本から買って行っています。空気上にスプレーするやつなどもとっても重宝しています。

気になるGから始まるあの虫も、もちろんいます。どちらかというとたくさんいます 笑

お部屋に出るかどうかはそのアパートの構造や立地にもよりますが、外でも見かけることも多いと思います。長期滞在の場合は特に、Gを予防するものを持って来てもよいかもしれません。マルタにもGの殺虫スプレーは売っていますが、あれはなかなか使えますよ!

一部のケア用品

私の経験上これは日本から持ってきた方が良いと感じるケア商品を紹介します。

<洗顔フォーム>

そもそも種類が少ないので、全くこだわりがない人以外は日本から持ってくることをオススメします。

<歯ブラシ>

私はブラシの部分のサイズがなるべく小さい歯ブラシを好むのですが、売っているものは結構大きめです。それを理由に日本から好みの大きさの歯ブラシを買って来ています。

<日焼け止め>

日焼け止めはマルタでも買えますが、種類が少ない上に割高なので日本で買うようにしています。とにかく夏場はよく使うアイテムなので、肌につけた時の感じや匂いなども自分好みのものを用意しておくと安心です。

<髪の毛のケア用品>

正直英語ではない商品だとなんのための商品なのか分からなくて、私は挫折して日本から買うようになりました。もちろん売ってはいますが、やはり日本の方が種類が多いのと、日本の髪質に向けた商品なので日本で買った方が安心かなと思っています。

<コンタクト>

一度マルタでコンタクトを買ったことがあるのですが、私は乱視も入っているからか、種類は全く選べずコンタクトのケア用品の種類も多くなかったので、それ以来日本でまとめ買いするようになりました。日本でイメージするコンタクト屋さんと言うよりはメガネ屋さんがコンタクトも扱っているという感じでした。

ネットで買えたりもするようなので、特にこだわりがなければ現地調達でも問題ないかと思いますが、長期滞在の人でコンタクトを使用している人は、是非参考にしてみてください。

薬局アイテム

海外に行くとなると、日本から薬を買って行く人は多いと思いますが、私も同じです。マルタでも薬局に行けば割りと安く薬は買えるのですが、やはり日本のものの方が安心ですよね。

胃薬や風邪薬など自分にとって必要になる可能性があるものは買っておくと良いと思います。

その他にも絆創膏や綿棒など日本で安く売っているものはなるべく日本で買っています。

文房具

物価のところでもお伝えしましたが、文房具は本当に高くて種類が少ないので、日本である程度揃えてくることをオススメします。

マルタでは、100円ショップで買えるものも倍以上の値段がするのが基本です。ただ、ヨーロッパの有名な文房具メーカーの商品はよく売っているので、興味があればあえてそれらを買ってみるのは良いかもしれません♪

100円ショップで買えるもの

これは何度も言っていますが、日本の100円ショップで当たり前に買えるものがマルタでは100円では売っていません。マルタで買うと高い電池、キッチン用品、便利グッズなどは日本から買って持って行くと良いと思います。文房具も100円ショップで揃ってしまいますよね♪

マルタにもtal-lira(タリーラ)ショップという100円ショップのようなお店があり、もちろん価格は100円ではないですが、他のお店より少し安くて品揃えも良いので私も結構利用していました。ただ立地があまり良くないので気軽に行けないのが難点です。

また、日本でもお馴染みのflying tiger(フライング・タイガー)や、中国系の雑貨店なども最近進出してきているので、お手軽な価格で買えるものも増えては来ています。とは言え、やはり日本の100円ショップにかなうはずはありません!絶対これは必要と思ったものは、質なども加味して日本の100円ショップで買って来ることを強くお勧めします!

日本発ブランドの商品

日本にはユニクロや無印良品など、良質なのに低価格な商品を販売しているお店がたくさんありますよね。残念ながらマルタにはこの2つのお店はありません。

ヨーロッパの大都市に行くと、結構進出していたりしますが、値段は割高でやはり日本で買うのが一番!マルタでも洋服は安く買えるのですが、ヒートテックやエアリズムのような優れている商品を安く手に入れるのは難しいです。

無印良品の場合は、洋服に限らずシンプルで使いやすい商品が低価格で買うことができますよね。「マルタに何でユニクロと無印良品がないんだ~‼」と私はよく思います。

その2つのお店に限らず、日本では至る所で良いものが安く手に入りますよね。日本っていかに恵まれているかを身をもって体験しました。ですので、日本では手軽に当たり前に手に入るものが、マルタでは手に入らないと思っていただき、これからマルタに滞在する方は準備を進めていただければと思います!

まとめ

今回はマルタの物価についてお伝えしましたが、最終的にはいかに日本が素晴らしいかを語ってしまったような気がします。本当に日本の100円ショップやユニクロ・無印良品は素晴らしい!

マルタは島国で輸入に頼っている国でもありますし、自国ブランドというのが少ないように感じます。その点も物価に影響を与えているという側面もあると思います。

昔は、マルタからスーツケースを持ってシチリア島のスーパーにフェリーでお買い物に行くツアーがよく開催されていたそうです(私も実は参加したことがあります 笑)。それほど物資に恵まれていなかったようですが、現在はEU加盟国になりましたし、状況は大きく変わったようです。

マルタには、地中海地域だからこそ美味しくて安い食料品があったり、ワインが安かったりとマルタなりの楽しみ方もたくさんあります。何と言ってもベンチやカフェのテラス席で、ビールやワインを片手にのんび~りするだけで、幸せな気持ちになれます。

良質な物に恵まれていなくても、太陽と紺碧の青い海、このゆったりとした島時間があればハッピーなのかなと思っています。

そして日本のように安くて便利なコンビニもほぼないので、必然的に自炊をする傾向になり、その他の娯楽などでお金を使う先も少ないので、ライフスタイルベースで考えると、マルタの生活はとても経済的です。

日本とマルタの物価は大きく変わらないとしても、私の毎月の出費は日本にいた時と比べてとても減りました。その分日本への帰国費用や旅行費で使っていますが…笑

日本とはまた違った暮らし方を是非体験しに、マルタにお越し下さいね♪

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